12.渦(Helix Track)
作詞:新籐晴一
作曲:Tama
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ
凍えたよ 空の下
裸のまま追い出して
聞いててよ 頭ん中
軋んだガラクタの音
待っててよ 暮れるまで
ひとりきりにしないで
洗ってよ からだじゅう
息止めとくからさぁ
溢れそうな水が排水溝へ
小さな渦をつくって流れていく
ぶつかって迴りながら消えてゆくの
覗き迂めばそのまま
引きずりこまれていく
あなたを想うあまり
夜ごと僕を誘う甘い剎那
人は儚いものに
なぜかこんな惹かれ續けてしまう
話してよ 深い底
エンディングは眠りで
觸っててよ その下を
後ろから裡側から
どこか繫がるはずの排水溝を
長い髮が絡んで塞いでいく
そして行く先を無くしたのが
ここにあるたったひとつ
まぎれもない真實
合わせた指先から
かすか僕に屆く甘い鼓動
塞いだ唇から
不意にこぼれ落ちる甘い吐息
あなたを憎むほどに
搖れて亂れ叫ぶ僕がいる
人は儚いものに
なぜかこんな惹かれ續けてしまう
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